2021年06月06日15時41分
日本テレビの情報番組でのアイヌ民族に対する不適切表現について、同社の小杉善信社長が6日、札幌市内で開かれた北海道アイヌ協会の総会に出席し、「アイヌ民族の地位の向上と正しい理解が進み始めた中、私たちの放送が水を差し、時計の針を戻してしまった。深くおわび申し上げる」と陳謝した。原因検証後、再発防止策などを取り上げた番組を放送する方針を明らかにした。
総会には各地区の代表11人が出席。総会後、記者団の取材に応じた同協会の大川勝理事長は「再発防止策を着実に実行し、長期的に適切な対応をしていただきたい」と述べた。
日本テレビが3月に放送した情報番組では、男性お笑いタレントがアイヌ民族に対し、差別的と取れる発言をした。放送倫理・番組向上機構は4月、放送倫理違反の疑いがあるとして審議入りを決めている。
日テレ社長、陳謝 北海道アイヌ協会の総会で - 時事通信ニュース
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