資源エネルギー庁が３０日発表した全国のレギュラーガソリンの平均価格（２８日時点、１リットルあたり）は、前週より１・９円高い１８５・６円で、１９９０年８月に週ごとの統計を開始して以来、１５年ぶりに最高値を更新した。原油価格の高止まりと円安を背景に、価格を抑える政府の補助金が段階的に減っていることが響き、価格を押し上げた。
値上がりは１５週連続で、最高値の更新は２００８年８月４日に記録した１８５・１円以来となる。
岸田首相は２２日、ガソリンなど燃料価格の高騰対策の検討を自民・公明両党に要請している。政府は小売価格を１リットルあたり１７０円台に抑える対策を検討しており、両党の提言を受けて月内に対策を示す予定だ。
ガソリン平均価格１８５・６円、１５年ぶりに最高値更新…政府は対策検討 - 読売新聞オンライン
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