
北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業するのに伴い、JR西日本は大阪と福井・金沢を結んでいる特急の「サンダーバード」などについて敦賀駅止まりに変更することを明らかにしました。
これによって、大阪などから福井や金沢に向かう場合は乗り換えが必要になりますが、JRはスムーズに乗り換えられるようダイヤなどを見直すとしています。
JR西日本は30日、北陸新幹線の金沢・敦賀間を来年3月16日に開業すると発表しました。
これに合わせJR西日本は、北陸本線に乗り入れている▽大阪・京都と金沢などを結ぶ特急「サンダーバード」と、▽JR東海と共同で運行している名古屋と金沢などを結ぶ特急「しらさぎ」について、敦賀駅止まりに変更することを明らかにしました。
これによって、例えば大阪や京都から福井・金沢方面に向かう場合、敦賀駅で北陸新幹線に乗り換えることになりますが、JRは8分程度で乗り換えられるようダイヤを見直すということです。
こうした対応によって▽大阪・福井間の所要時間は今よりも3分、▽大阪・金沢間は22分、それぞれ短縮されるということです。
記者会見でJR西日本の長谷川一明社長は「敦賀駅での乗り換えがスムーズになるよう、乗り換え改札口などの設計を進めていて、乗客の抵抗感を少なくしていきたい」と述べました。
一方、北陸新幹線の敦賀・新大阪間については、環境アセスメントが大幅に遅れている影響などから着工が遅れています。
北陸新幹線 金沢-敦賀 来年3月16日開業へ - nhk.or.jp
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