中国工業企業利益、7カ月連続減 景気失速で需要低迷 - ロイター (Reuters Japan)

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中国の工業部門企業の利益が７カ月連続で減少した。杭州の工場で２０１９年撮影。（2023年　ロイター/China Daily）

［北京　２７日　ロイター］ - 中国の工業部門企業の利益が７カ月連続で減少した。ゼロコロナ規制廃止後の回復が失速し、需要の減退が圧迫している。

国家統計局が２７日発表した統計によると、７月の工業部門企業利益は前年比６．７％減少。１─７月は前年比１５．５％減少した。

６月は８．３％減、１─６月は１６．８％減だった。

国家統計局の統計官は「コモディティー価格が下がり、中・下流部門の原材料費負担が軽減した」と述べ、全体的に７月は単価が今年初めて前年同月を下回ったと説明した。

国有企業の１─７月利益は前年比２０．３％減少、外国企業は１２．４％減、民営企業は１０．７％減。４１セクター中２８が減益となり、金属精錬・加工が９０．５％減と最も落ち込んだ。

工業部門企業利益統計は、主要事業の年間売上高が２０００万元（２７７万ドル）以上の大企業を対象としている。

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