
おととし12月以降、消費者物価が7%以上となりインフレが加速したことからFRBは去年3月の会合で0.25%の利上げを決めてゼロ金利政策を解除。金融引き締めへと転換します。利上げは3年3か月ぶりでした。
さらに去年5月の会合で22年ぶりとなる0.5%の利上げと、「量的引き締め」と呼ばれる金融資産の圧縮に乗り出すことも決めました。
しかし、その後もインフレに収束の兆しは見えず、6月以降、11月の会合まで4回連続で0.75%という大幅な利上げを決めました。
その後、発表された11月の消費者物価指数は7.1%の上昇と、上昇率が5か月連続で前の月を下回り、インフレが落ち着く傾向がみられたことなどから前回・12月の会合では利上げ幅を縮小し、0.5%の利上げを決めました。
去年3月にゼロ金利政策を解除し利上げを開始して以降、利上げ幅の縮小は初めてでした。
さらに12月の消費者物価指数も上昇率が前の月を下回り、およそ1年ぶりに6%台に低下したことから、市場ではインフレが落ち着く傾向となっているとしてFRBが利上げ幅を縮小するという見方が強まっていました。
FRB 0.25%の利上げ決定 2回連続で上げ幅を縮小 - nhk.or.jp
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