
宮川純一
石油元売りのENEOS(エネオス)は27日、新潟市内のガソリンスタンドで販売したレギュラーガソリンに水分が混入していたと発表した。これまでに給油した車10台でエンジンが停止するなどの不具合が判明しているという。けが人は確認されていない。
エネオスによると、混入のあったガソリンスタンドは、新潟市西区にある「中村石油商会 Dr.Drive新通セルフステーションKiSS」。7月23日~8月20日に給油した2879台に雨水が混入したガソリンを提供した可能性があるという。
同店に「エンジンの不調で車が停止した」「走行中に加速しづらい」といった問い合わせがあり、20日に販売を停止。スタンドのタンクや配管内のガソリンを調べたところ、水分の混入がわかった。雨水の可能性があるという。原因は不明だが、タンクのふたの部品が傷んでいたり、配管に亀裂があったりして、雨水が混入することはあるという。
エネオスは、7月23日~8月20日に同店で給油した客に、中村石油商会(025・211・0909、午前9時~午後5時)へ連絡するよう呼びかけている。
エネオスは4月にも、新潟市内の別のガソリンスタンドで軽油に水分の混入の可能性があると発表した。(宮川純一)
「エンジンが停止」相次ぐ車の不調、ガソリンに水が混入 エネオス:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
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