東京株式相場は下落。中国・上海のロックダウンが経済に及ぼす悪影響の懸念が広がっている。週明けの米株価指数先物が軟調に推移し、株価指数の下げがじりじりと大きくなっている。外需の影響を受けやすい電機や機械、鉄鋼など素材株に売りが先行。海運株の下げが目立つ。 日銀が指し値オペを通知したが、現時点では反応は乏しい。
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市場関係者の見方
ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘シニアアナリスト
- 先週に大幅上昇した反動が出て、利益を確定する売りが出ている印象だ
- 中国でコロナ関連などの懸念要因が浮かび、日本株では消費関連や中国関連などにマイナスの影響が当然ある
- 週末は米雇用統計の発表などがあり、米景気の様子も見たいという雰囲気
東証33業種
下落率上位 | 海運、非鉄金属、鉄鋼、化学、精密機器、サービス、機械 |
上昇率上位 | 空運、石油・石炭製品、鉱業、保険 |
背景
- 上海が ロックダウン、市の半分ずつ28日から-大規模コロナ検査実施へ
- バイデン米政権、富裕層の未実現キャピタルゲイン最低20%課税 提案へ
- きょうのドル・円相場は1ドル=122円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は121円70銭
日本株上昇へ、円安や米金利高で輸出や金融堅調-中国都市封鎖は重し - ブルームバーグ
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