東京株式相場は反発。米長期金利の高止まりを受けて相対的にバリュエーションの低い業種や堅調な企業業績が見直されたことや、国内の新型コロナウイルス対策の進展も追い風となった。陸運や空運、サービスなど内需関連をはじめ、銀行、鉄鋼やゴム製品など素材株が高い。
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市場関係者の見方
JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト
- 米金融引き締めについて織り込みは結構進み、3月に50ベーシスポイント利上げなどの織り込みが若干はく落している中で素直に買われている
- 好材料の一つはやはり好決算で、来期も含めて今後の見通しの明るい銘柄はしっかり買われる
- もう一つは米国などでオミクロン変異株のピークアウトが確認されていたり、国内でもワクチンの追加接種の加速期待がある中で、経済再開関連が買われていることだ
東証33業種
| 上昇率上位 | 陸運、空運、海運、鉄鋼、ゴム製品、サービス、銀行 |
| 下落率上位 | パルプ・紙、その他金融、繊維、精密機器、化学 |
背景
- FRBが3月に大幅利上げすることはない-ゴールドマンとシティ 予想
- 政府、2月後半にワクチン1日100万回、塩野義飲み薬申請来週にも
- 米S&P500種株価指数は
終盤に下げ、10年債利回りは1.92%とほぼ変わらず-CPIに注目
- アジア時間8日の米株先物は横ばい圏で推移
日本株反発、堅調な企業業績やコロナ対策進展-陸運や銀行、素材高い - ブルームバーグ
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