年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人たちのＵターンラッシュは３日がピークとなりましたが、羽田空港で２日起きた事故の影響で、新千歳空港でも羽田に向かう便の欠航が相次ぎ、多くの利用者が別の便に振り替える手続きを行いました。
新千歳空港の国内線ターミナルの出発ロビーでは、スーツケースやお土産が入った袋を持った人たちで午前中から混雑し、出発前の保安検査場では見送りに来た人に手を振って別れを惜しむ姿が見られました。
一方、２日羽田空港で起きた事故の影響で、新千歳と羽田を結ぶ便は、▼２日夜は３６便が欠航し、▼３日は午後８時現在で２１便が欠航になっています。
欠航便の内訳は、新千歳から羽田に向かう便では▼エア・ドゥが３便、▼全日空とスカイマークでそれぞれ２便となっています。
羽田から新千歳への便では▼エアドゥが６便、▼全日空が４便、▼日本航空とスカイマークがそれぞれ２便で欠航になっています。
欠航が相次いだため、新千歳空港の航空会社のカウンターでは、多くの利用者が別の便に振り替える手続きを行っていました。
羽田とを結ぶ臨時便を運航する航空会社もありますが、各社によりますと数日の内に羽田や仙台に向かう便に振り替えるのは難しい状況だということです。
出張予定だった札幌市の６０代の男性は「けさの便で羽田まで行く予定でしたが欠航になりました。どの便も満席だったので振り替えの便は取れず、仕事の予定は全部キャンセルにしました」と話していました。
４日も新千歳と羽田を結ぶ１０便で欠航が決まっていて、航空各社は最新の運航状況について、ホームページなどで確認してほしいと呼びかけています。
新千歳空港 Ｕターンラッシュピーク 羽田便欠航４日も１０便｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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