
[東京 7日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、弱含みが想定されている。日経平均は8連騰を経て利益確定売り圧力が高まりやすい。米国市場では追加利上げへの警戒感がくすぶり株安となっており、嫌気する動きが先行しそうだ。一方、海外勢の日本株への物色意欲は強く、相場を下支えするとみられる。
日経平均の予想レンジは3万3000―3万3300円。
日経平均は前日までの8連騰で約1600円上昇しており、前日の米国市場で株安となる中、短期的な利益確定売りの圧力が見込まれる。一方、心理的節目3万3000円付近では押し目買いが支えになるとみられる。
市場では「グローバル投資家の日本株物色マインドは強く、大きく崩れることはないだろう。利益確定の圧力を消化する一日になりそうだ」(SMBC日興証券の太田千尋投資情報部部長)との見方が出ている。
前日の米国市場では、8月のISM非製造業総合指数が上昇し、2月以来の高水準となった。金利先高観からグロース(成長)株が特に圧迫され、主要3株価指数は続落して取引を終えた。東京市場でも日経平均への寄与度の高い半導体関連などグロース株を中心に弱含みが見込まれる。
きょうは国内で7月景気動向指数、中国で8月貿易統計、米国で新規失業保険申請件数などが発表される。
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今日の株式見通し=弱含み、8連騰後の利益確定売り 海外勢の物色が支え - ロイター (Reuters Japan)
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