【ワシントン=飛田臨太郎】米商務省は9日、レモンド商務長官と日本の西村康稔経済産業相が8日に電話で協議したと発表した。輸出管理を巡る協力について議論した。レモンド氏は先端半導体の対中輸出規制で日本も足並みをそろえるよう求めたとみられる。
レモンド氏は11月、米国政府が始めた対中輸出規制について「日本とオランダが私たちに追随するだろう」と述べていた。米ブルームバーグ通信はオランダ政府が米国の要請に応じ導入を計画していると報じた。
10日から交渉官会合を開く新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み（IPEF）」についても意見をすりあわせた。IPEFは米国が主導し、日本にも中心的な役割を期待している。
米商務長官、西村経産相と協議 輸出規制やIPEF巡り（写真=共同） - 日本経済新聞
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