
【NQNニューヨーク=三輪恭久】8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は上昇し、前日比95銭円高・ドル安の1ドル=145円65~75銭で取引を終えた。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小の観測から円買い・ドル売りが入った。週内に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ドルの買い持ち高を手じまう動きが優勢だった。
8日に米長期金利は前日終値に比べ0.09%低い4.12%だった。同日投開票の米中間選挙では、野党の共和党が下院で多数派を握る公算が大きい。大統領の政党と議会の多数党でねじれが生じて財政支出が抑制的になるとの見方から、債券に買いが入った。米金利が低下すると、円買い・ドル売りの勢いが強まる場面があった。
週内には9日に10月のCPIの発表がある。「運用リスクを回避したい投資家がドルの買い持ち高を手じまったことで、ドルが主要通貨に対して下落した面がある」(ジェフリーズのブラッド・ベクテル氏)との指摘があった。
円の高値は145円32銭、安値は146円45銭だった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=146円60~70銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで3日続伸し、前日比0.0055ドルユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.0070~80ドルで取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)高官が積極的な利上げを続ける考えを示したことで、ユーロ買い・ドル売りが入った。
ユーロの高値は1.0096ドル、安値は0.9992ドルだった。
NY円、上昇 1ドル=145円65~75銭 日米金利差の縮小で - 日本経済新聞
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