英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版は、中国電子商取引(EC)最大手アリババグループの創業者、馬雲(ジャック・マー)氏が半年近く日本を拠点にしていたと報じた。馬氏は2020年10月に中国金融当局を批判後、公の場からほぼ姿を消して雲隠れ状態が続いており、消息が注目されていた。
所在を知る人々の話によると、馬氏は家族と一緒に訪日して東京の中心部や、郊外にある温泉、スキーを楽しめる保養地に滞在。東京では専属の料理人と警備員を同行させ、目立つ行動は控えた。東京・銀座や丸の内の会員制クラブが社会活動の中心だったとされる。
中国当局が20年に馬氏への指導に乗り出した後、馬氏はスペインやオランダなどでも目撃されていた。東京滞在中は米国やイスラエルにも定期的に旅行していたという。
馬氏による批判後、アリババ傘下の金融会社アント・グループの上場が延期になった。中国当局は昨年4月、独占禁止法に違反したとしてアントに罰金182億元(約3500億円)を科した。(共同)
雲隠れジャック・マー氏が一時日本に、銀座の会員制クラブなどで活動か 中国アリババ創業者 - 産経ニュース
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