債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が大幅低下したことを受けて買いが優勢だ。日本銀行が指し値オペを毎営業日実施していることに加え、きょうの定例の国債買い入れオペも相場の支えになっている。
みずほ証券の谷口玄マーケットアナリストは10年金利が「0.25%付近で硬直が続いていた状況から徐々に下離れし始めている」と指摘。今後は10年金利も含めてイールドカーブ(利回り曲線)全体で金利が低下していくとの見方を示した。
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日銀は午前10時10分の金融調節で指し値オペを通知した。買い入れ利回りは10年国債366回債で0.25%。4月末の金融政策決定会合で指し値オペを毎営業日行うと発表して以降、応札額はゼロが続いている。日銀はこのほか、定例のオペとして長期国債を計1兆5000億円超買い入れる。

背景
債券は上昇、米長期金利の大幅低下受け-日銀国債買い入れも支え - ブルームバーグ
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