ロシア財務省は29日、5月4日に猶予期限を迎えるドル建て国債の支払いをドルで行ったと発表した。ロシアは自国通貨ルーブルで代替する考えを示したが、発行時に定められた義務に違反すると受け止められてデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高まっていた。期限内に投資家の手元に渡れば、デフォルトを回避する可能性がある。
支払い対象の国債は利払いと償還を合わせた計6億4920万ドル(約840億円)で、今月4日が期日だった。ロイター通信によると、ロシアはドルを米金融大手シティバンクのロンドン支店に送ったと説明した。詳細は不明だが、手元資金で支払ったとみられる。
ロシアが今回デフォルトを回避できた場合も、外貨建て国債の支払期限を順次迎える。米欧などの制裁で多くの海外資産が凍結されており、綱渡りの状態が続く。(共同)
ロシア、デフォルト回避か 国債、ドルで支払いと発表 - 産経ニュース
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