中国放送
自民党総裁選挙に立候補表明した岸田文雄前政調会長が８日、２回目となる政策発表会見を開きました。 「２回目の政策発表は、岸田氏の持論である格差是正のための新たな資本主義がテーマです。」（大平洋記者） 「一言で言うのならば、小泉改革以降の新自由主義的政策、これを転換する。」（自民党 岸田文雄前政調会長） 岸田氏は、成長と分配の好循環が必要だとして、「新しい日本型資本主義構想会議」の設置を提案しました。成長戦略としては科学技術を重視。年度内に１０兆円のファンドを設立し、若手人材への支援を強化するとしました。また、経済安全保障の担当大臣を置いて、技術の流出防止など国家戦略を策定するとしました。 一方、分配を強化するスローガンとして、令和版「所得倍増」を掲げました。具体的には、医療・介護・保育などの現場で働く人たちの所得を増やすため、「公的価格評価検討委員会」を設置すると提案。会社経営に関しても「下請けいじめゼロ」の実現や、賃上げを行う企業への税制支援を訴えました。 岸田氏は、今後も政策発表の場を設けて、国民や党員にアピールを続ける考えです。
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岸田文雄氏が経済政策発表 自民党総裁選（RCC中国放送） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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