自動車販売の広島マツダ（広島市中区）は1日までに、従業員が電動車いすに乗ってふざけているような動画を交流サイト（SNS）に投稿したとして、自社のホームページで謝罪した。インターネット上で、「障害者のまねをして遊んでいる」などの批判が相次いでいる。
広島マツダによると、従業員が店内で撮影し、4月下旬に動画アプリ「TikTok（ティックトック）」に投稿した。別の従業員が首を傾けながら電動車いすを運転する内容で、笑い声のような音声も記録されている。投稿後に拡散され、批判が相次いでいた。投稿は既に削除された。
広島マツダは「ご覧になられた皆さまに不快な思いをさせてしまい、おわび申し上げる」と謝罪。従業員は障害者を揶揄（やゆ）するつもりはなかったと説明する一方、軽率な行動に対して厳重注意した。再発防止のため、従業員への教育などを検討している。（服部良祐）
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